世界中でコロナウイルスがはやっていますね,,,
みなさんの体調は大丈夫でしょうか?
学生も先生もみなマスクやアルコール消毒をして,万全に対策をしています.
今日は作業で土づくりを行いましたので,それについて書こうと思います.
栽培につかう土は消毒&施肥
実験用の土に有害な菌やウイルスが多量に含まれていると病害が発生しやすくなり,悪影響を与えてしまします.
また植物は,窒素・リン酸・カリウム・カルシウム・マグネシウムなどたくさんの養分が成長に必要と言われており,その一つでもかけると欠乏症をひきおこしてしまいます.
それらを防ぐために,土に肥料をまぜて蒸気で土を1-2時間ほど蒸らしています.これを土づくりといって,植物が安全に,素早く,健康に,育つために必須の作業です.
土づくりの目的
土づくりを行うことで- 土壌の通気性や透水性の改善による,植物体の根域の拡大
- 土壌pHが適正となり,緩衝能や養分保持・供給機能の上昇
- 病原菌や害虫の活動抑制
などの効果があります.
また植物体への影響のみならず,施肥量の制御や養分利用効率の上昇も期待されるため,経済面や環境保全にも役立ちます.
人間は食べ物から栄養を吸収しますが,植物は土から栄養を得ます.人間が口にするものが衛生的かつ栄養があるように,植物の体の元となる土も適切な状態にしてあげることはとても大事なんです.
こうしてばい菌やウイルスが殺菌されていて,栄養も十分に含まれる土で植物を育てることができるので,いつも安心して植物サンプルをとることができます!
蒸気でむした土の中にサツマイモを入れたら,とてもおいしい焼き芋ができるのかなぁ(心の声)
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