2018年12月11日火曜日

日本フラワー・オブ・ザ・イヤー2018


こんにちは!ブログ初投稿の大島です!


先日、東京大学農学部で開催された、フラワーオブザイヤー2018の授賞式に三吉先生と学生4人でお邪魔しました。


フラワーオブザイヤーとはジャパンフラワーセレクション(JFS)の中で、最優勝賞を受賞したものを言います。

ジャパンフラワーセレクション(JFS)は「いい花の新基準。」を合言葉に、業界初の統一的な品種コンテストとして2006年春から始まりました。
国内外の新品種の中から、消費者に本当に推奨できる優れた品種を選定しています。

それでは今年の受賞品目の一部を紹介します!




切花部門 最優秀賞
品目名:バラ 品種名:シーアネモネ 受賞者:京成バラ園芸株式会社(千葉県)


変わった形のバラ 京成バラ園
確かにイソギンチャクの様な花形ですね!
他にも変わった形の花が多く受賞しており、見ていてとても面白かったです。

品種名のシーアネモネはイソギンチャクの英名(Sea Anemone)に由来しているそうです。
深い切れ込みの入った、今までにない形の花弁で、とても驚きました。

☆鉢物部門 最優秀賞
品目名:ファレノプシス 品種名:ナオミゴールド 受賞者:有限会社椎名洋ラン園(千葉県)
黄色のコチョウラン 椎名洋ラン園
コチョウランの花言葉は「幸せが飛んでくる」だそうです。
素敵な花言葉ですね!
コチョウランの黄花品種は色が薄かったり、花持ちが悪かったりと、優良品種が少ないそうですが、この品種は開花期の長い黄色品種と、珍しいオレンジ色品種の掛け合わせにより、黄色が深く花持ちの良い非常に優れた品種だそうです。
僕も大学でラン科植物の研究をしているので、コチョウランが選ばれて非常に興奮しました!

授賞式の後には特別講演があり、非常に勉強になりました。
講演後の交流会にも参加させていただき、花産業に携わる方々からお話を聞くことができ、大変貴重な時間を過ごすことができました。
(交流会のご飯もおいしかったです)

授賞式

 授賞式の様子です。
農林水産省副大臣夫人も特別ゲストとして参加されていました。

 受賞された花の一部は会場の外で展示されていました。
変わった形の唇弁のコチョウランだったので、思わず写真を撮ってしまいました!
右の品種は花の模様がすごいですね!


会場には数十年前の花卉研のOB・OGさんもいました。
声をかけてくださり、ありがとうございました。
大島


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