フラワーオブザイヤーとはジャパンフラワーセレクション(JFS)の中で、最優勝賞を受賞したものを言います。ジャパンフラワーセレクション(JFS)は2006年4月からスタートした日本で唯一の統一的な花きの新品種認定事業です。花・鉢物・ガーデニングの各部門において年間各2~3回の厳正な審査を行い、JFS受賞品種が選定されています。
フラワーオブザイヤー2017は以下のものでした。
~最優勝賞~
☆切花部門
品目名:バラ 品種名:カーマイン クラシック 受賞者:京成バラ園芸株式会社(千葉県) 育成者:H.E.Schreuders
☆鉢物部門
品目名:エラチオールベゴニア 品種名:ルネッサンス プットNEO
受賞者:宇佐美園芸(愛知県) 育成者:宇佐美 竜雄
☆ガーデニング部門
品目名:スカエボラ 品種名:サンク・エール ディープブルー
受賞者:サントリーフラワーズ株式会社 (東京都) 育成者:Andrew Bernuetz,Mirza Mohammed Shoaib
授賞者の皆様、おめでとうございます。どれも大変素晴らしいものでした。
授賞式後には、公演がありました。私が一番印象に残ったことは「花いけバトル」でした。花いけバトルとは、観客の眼前で複数のバトラー(いけ手)が花をいける競技です。私も初めて拝見しました。研究や育種以外の切り口で、花業界を活性化しようとする動きに、私は興味を惹かれました。世の中には、面白いものや楽しいことが多すぎて、若者を中心に花や植物離れが進んでいると言われています。こういった活動が、花業界を振興してくれることに私は大きな期待を寄せています。
西家